[書評]超熟ヒットの理由

食パンは奥が深い。と大人になってから思うことが増えました。

そんな食パンのヒット商品、Pascoの「超熟」についての本を読んだのでシェア。

きっかけは同僚に借りました。仕事でちょっとこの辺のことをしっておいたほうが良いことがあったので。

食パンは昔は食べられたらそれでOKでした。薄ければ薄い方が好きです。なので東京に住んだとき、8枚切りという食パンを見て衝撃をうけました。8枚切りというのは関西には売ってません。この本を読んで知りましたが、関東は薄いのが好きな人が多いから8枚切りがあるそうです。関西にもそういうの好きな人はいると思うけど。まぁ、そういう調査結果なんでしょう。

それはそれとして、パン業界は山崎製パンが会社規模ではダントツトップの業界のようです。そして二番手の敷島製パンもその地位は安泰な状況です。

とはいえ、十数年前の状況としてはその地位に危機感を持ちながら超熟の開発が進んだようです。

この本を読んで、読むまで超塾のことをあまり知らないことに気が付きました。「超熟」は風味豊かに作る工夫を凝らし、工場で大量に作る製パンとしては特異な存在のようです。この商品で超熟は食パン市場でトップシェアとなり、ブランド力が向上し、敷島=Pascoの会社ブランドも確立したということです。

食パンのような古くからある食品でも、イノベーションは起こるしマーケティグによる販売革命も起こる。そう思うと色んな場所でまだまだ変革を起こす余地はあるのかもしれません。

この本を読んで、超熟を食べたくなるというのもありますが、スーパーで売っている商品が店頭に並ぶまでに大変な製造現場の努力があり、売り場面積を獲得するために営業マンの努力があるということを改めて感じました。

結果として陽の目を浴びる商品ですが、そこまでには先の見えない時期もあったと想像されます。生みの苦しみを越えて世に商品を出す。世の中まだまだ面白いことがありますね。

 
 

コメントを残す