快適なオフィス空間と生産性の関係

最近仕事でワークスタイル/ライフスタイルというキーワードに遭遇することが多くなりました。

理由は大きく分けると2つあると思います。

企業競争の視点

日本はバブル崩壊以降空白といわれてはや20年。自分自身も右肩上がりというのを経験したことがありません。今の成熟社会となった日本は、少子高齢化・人口減少と世界的に実験国となっています。その結果、どの国も経験したことのない市場環境になっています。

この市場環境の中でも介護・福祉など成長産業の芽はあるのですが、今ある産業で生計をたてている既存の企業がどのように競争に勝ち残るかという課題は難しくなるばかりです。

今までメーカーとしてモノづくりをして、大量生産による規模の経済によって価格を下げてばらまくというモデルは当然買う人が減っていくので、無理がでてくると同時に、グローバル競争の結果、自動車についで基幹産業だった電機業界も今は元気のない代表のような状況になっています。丹精込めてモノづくりをして、良い物を作ったとしても、必ずしも売れるわけでもないのでどうしようかと考えた結果、ソフト面の訴求をするというケースが増えていると思います。その1つがワークスタイル・ライフスタイルの訴求です。

これを使えばこういう効果があってこんな生活をすることができるよ。

ていう提案をして、モノ+αを出すことで付加価値を高めて価格競争以外のところに行くという作戦ですね。これは有効であると思いますが、提案力が必要なので誰でもどこの企業でもできるわけでもないという状況ではないかと思います。

社会的な視点

一つ目の企業視点と少しかぶりますが、成熟社内となった日本では女性の社会進出も進んできます。その結果として待機児童などの新しい問題が顕在化していますが、そこは政治が解決スべき問題もあり難しいところです。個人や企業でなんとかできることというと、やはり時間の有効活用・時短による時間づくり。そのためにワークスタイル改革をしましょうということで注目を集めているのでしょう。

先進的なオフィスの見学

ということで、長いうんちくを書いてしまいましたが、そんな中でオフィス空間で新しいワークスタイルを提唱している企業があり、仕事の絡みでオフィスの見学をしてきました。

http://www.kokuyo-furniture.co.jp/showroom/liveoffice/kasumigaseki.html

via: 霞が関ライブオフィス|コクヨファニチャー株式会社

フリーアドレスの進化系というイメージで先進的なオフィスだと思いました。

フリーアドレスの功罪

フリーアドレス自体は少し前によく耳にしたので、導入企業も増えてきているのかもしれません。個人のデスクをやめて自由に席を配置しているというあれです。フリーアドレスはオフィス空間づくりの1つの形態でしかありませんので万能というわけではありません。次のようなメリット・デメリットがあると思います。

フリーアドレスのメリット

  • いろんなところで打合せができる。
  • 外勤の多い場合はオフィス空間を有効活用できる。(全員分の席を用意しなくても良い)
  • 毎日気分を変えられる。
  • フリーアドレスのデメリット

  • 人を探すのが大変。
  • 自分の使いやすいように机を使えない。
  • コミュニケーションが円滑にできない場合がある。
  • 簡単に言うとそんなところでしょうか。

    その中で最後にあるデメリットの部分にあるように、フリーアドレスにした場合にマネジメントの中でのコミュニケーションの重要性が高まっているとえいます。

    コミュニケーションについては様々な方法があるとして、ツールで補ったりルールづくりをしたり。その辺りでワークスタイルの変革というのが課題になってくるようです。

    時代によって変化するものでもあるので答えはないとも言えますが、少なくとも今の時代のこういった価値観ではこのようなあり方がもとめられていますという情報は価値を生むようにおもうので、この辺りもう少し知見を深めていきたいと感じました。 
     

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