野球用品メーカーというと大阪に本社のあるSSK、ミズノあたりを思い浮かべてしまいます。野球用品には詳しくないですが、バットとボールは野球の代名詞。これがないと始まりません。
バットの製造でメジャーリーガーでのシェアでは圧倒的だというルイビル・スラッガー。そんなバットの老舗工場を見学してきました。
via: Louisville Slugger Museum
メジャーリーガーでの圧倒的シェア
いつものようにWikipediaで調べてみると次のように記載されています。
創業120年以上を誇り、ローリングスと並ぶ老舗野球用品メーカーである。特にバットにおいて力を入れており、かつてのベーブ・ルースをはじめアメリカ野球殿堂入りの野手の80%が同社のバットを使用していたなどメジャーリーグでは圧倒的シェアを占めており、現在においてもデレク・ジーター、アレックス・ロドリゲスを筆頭に60%の選手が使用している
via:ルイビルスラッガー – Wikipedia
via:ルイビルスラッガー – Wikipedia
圧倒的!!すごすぎるメジャーリーガーのバットシェア。これは期待できます。
世界最大のバット
ミュージアムはルイビルのダウンタウンにあり、中心部の4番通り
から歩いて15分くらいです。散歩してたら着きましたという程度の距離なので、街並みを楽しみながら散歩していくのも良いと思います。我が家はそうしました。

そして到着すると目立つのが巨大なバット。世界最大のバットだそうです。木製ではありません^^;
ここで記念写真をとってる人がたくさんいます。そんなテンションになるくらいデカイです!
工場見学ツアー
1時間おきくらいで30分のツアーをやっているようです。ここの見どころはこれです。巨大なバットで記念写真撮って帰るなんてもんったいない!是非ツアーは参加してください。私が工場がすきだからかもしれませんが、期待値を超えて面白かったです。
中は企業秘密があるそうで写真はNGでしたが、ざっと見たものを書くと
- 職人さんが手でバットを削る職人技
- 大量生産品のバットが機会で削られる工程
- バットに焼き印を入れる工程
- バットに色を付ける工程
- バットを仕上げる工程
ざっとこんな感じです。
一番最初に職人技を見せられるので、それが前振りになっているんですが、途中でガイドさんが子供の参加者に工程の説明ビデオの再生ボタンを押させて、いい仕事だ。その仕事をマスターするのに数年かかるところだ。みたいな小ネタを仕込んでました。なかなか小粋なアメリカンジョークです。
個人的にはやっぱり職人さんが手で削ってるのが面白かったです。さくさくっと削ってましたが、マスターするのに時間がかかりそうです。同じバットを手で作るところがすごい。機会で削るよりも丈夫なんだと思いますが、英語の説明なので違うかも…。
削るところ以外も基本的には職人さんで、焼き印も仕上げも職人さんが専用のラインで作業しています。
きっと今まで何十万本に”焼き印入れてきた男”だったり”仕上げをしてきた男”たちなんだろうなと勝手に思ってしまいました。ものづくり精神は日本に通じるものがあります。いや、勝手に日本=ものづくりにしてしまっていますが、アメリカの職人もすばらしいですね。ものづくりは奥が深いし面白い!
博物館

本来の博物館としてのゾーンはそれほど大きくはないですが、メジャーリーガーたちの名前がずらりと並びます。

ホームベースでバットと一緒に記念写真をとれるゾーン

メジャーリーガーの人形も!


天井にはたくさんのバットが並びます
まとめ
野球ファンは必須のスポットです。私は野球に疎いですがものづくりが好きなので面白かったです。工場見学はたのしい!普段目にするバットの製造の裏側が見れる”Louisville Slugger Museum”。ルイビルに行った際はぜひ立ち寄ってみてください。
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