先日奈良県明日香村に行ってきました。記憶が確かなら、多分小学生の時以来なので30年ぶりくらいになります。
それだけ長い年月を経ても、この村はもっと昔の状態を保存している地区なのでかわっていません。たぶん・・・。
そんな奈良県明日香村を大人になってから観光したおすすめポイントをご紹介します。
明日香村記念館
まず最初に向かったのは「奈良文化財研究所飛鳥資料館」明日香村の見所を要約してくれていて、位置関係や概要を効率よく学べます。
門から入り口までの庭園にはたくさんの石のオブジェがあるのですが、飛鳥時代は石の文化だそうです。
外にあるのはレプリカなので(雨で変形するので当然か・・・)室内に現物が展示されています。
さらにこの時代で忘れてはいけないのが古墳です。高松塚古墳やキトラ古墳等の最古級の古墳があり、その付近には初期の天皇の墓など日本の礎となるような歴史の重みがある史跡がたくさんあります。
古墳の壁画
ここで古墳の壁画について少し補足します。古墳の壁画には四神というものが描かれています。漫画やゲームで登場することもありますが、玄武、白虎、清流、朱雀という獣神です。これは高松塚古墳にもキトラ古墳にも描かれているんですが、その脇にある絵はそれぞれ違っているそうで、若干時代の違いが出てるみたいです。そんなことまでわかるんですね。考古学は奥が深い。
石舞台
独特の古墳文化の中で特に変わったものが石舞台です。その名の通り石の舞台に見えますが、中は古墳になっています。昔は上に乗ってもよかったようですが、さすがに危ないので今は乗らないように注意書きがされています。おちたらえらいことになりますからね…。
あいにく雨が降り始めたのでじっくりと見学できませんでしたが、古代の神秘を石の雰囲気から感じてきました。
万葉博物館
続いて万葉博物館。万葉集の世界を絵画にしたり復元して万葉文化を発信している博物館です。
万葉集は万葉(いろんなもの)を集めたものという意味で、その名の通り全国各地から歌を集めています。
代表的な歌人は柿本人麻呂です。
ちなみに万葉集の教養があったわけではないですが、名付け本の中で音と字が気に入ったものがあったので、息子の名前は万葉集の歌からとってます。ともすればきらきらネームっぽく聞こえそうな名前ですが、古代の歌集からとってるという実はロマンチックなネーミングだったりします。
古い太鼓が展示されていました。
歴史的にみてどういう文様だとかはよくわかりませんが、大きくて金ピカで歴史的な模様が書かれているあたり、太古の神秘的なものを感じます。
まとめ
大和飛鳥時代は日本の創世記にあたるところなので謎もあるし諸説あるようですが、昔の状態を保存しているこの場所は神秘的ですね。
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