運動記録アプリ「RunKeeper」とasics

健康

ランニングやウォーキングなどの運動を記録するスマートフォンアプリの名作「RunKeeper」をアシックスが買収したそうです。競合企業を買収したとかそういう類の話ではないので製品が統廃合されるわけではありませんが、アプリのユーザーとしては開発がどうなっていくのか気になるところです。

IT系のニュースによるとRunkeeperの開発元であるFitnessKeeper社の組織はさわらずに開発継続すると報じています。世界で3000万人の利用者がいるアプリなのであまり下手に口を出さず、きっとそのとおりで任せる方向性なんだろうと受け止めています。

同じような事例として、ドイツのスポーツ用品メーカー、adidas(アディダス)グループは、2015年8月に「runtastic」を提供するruntasticを約2億2000万ユーロ(約280億円)で買収しています。また2015年2月には、米国のUnder Armour(アンダーアーマー)が、摂取カロリーの管理に便利な栄養成分のデータベースを持つ「MyFitnessPal」と、約8000万人の会員を擁するフィットネスアプリ「Endomondo」を傘下に収めています。さらに、言わずもがなですがNike(ナイキ)は、自前でスマートフォン対応の活動量計やスマートフォン対応のランニングアプリを提供しています。
via:アシックス、「Runkeeper」の運営会社FitnessKeeperを買収 – ITmedia ヘルスケア

今回買収を仕掛けたアシックスの狙いは、スポーツを通じて健康で豊かな生活をできるようにアプリで囲い込むという戦略だと思われます。ナイキ、アディダスと来ればそこはやらないわけにはいきません。この流れで行くと、きっとプーマも同じようなことをする可能性が高そうです。

個人的に良かったのは、自分自身がRunkeeperを愛用してて、それが日本の、しかも神戸に本社をおく企業が買収したことです。

先日Runkeeperのキャンペーンで、一定期間に行ったワークアウトの回数に応じてRunkeeper社のスポーツウェアが割引されるというものがありました。自然体で走ってたら割引対象になりました。ところが販売は米国内なので全く手が出ません…。

これがアシックス製品になる可能性があるとすれば、それはすごくうれしいことです。より身近になるということなので。

ということで、これからもRunkeeperを愛用しながら、アシックスとの親和性を見守っていきたいと思います。

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