産業集積

Drill Milling Milling Machine  - blickpixel / Pixabay
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似た業種の企業や組織が地理的に集まっていることは産業集積や産業クラスタと呼ばれる。世界的に代表的なのはIT産業のシリコンバレーや自動車のアメリカ中西部などだろうか。日本では城下町型の産業集積である日立・豊田・門真などが有名だ。それぞれ自動車メーカーや電機メーカーの取引先が集まっている。自動車や電機は部品点数も多く加工する工程も多いので産業としての裾野が広い。そのためたくさんの企業が力を合わせて一つの製品をつくるわけで、その企業が近くにあることがメリットになる。
同業者が近くにいると情報はどうなるのか?共有するというパターンと一切共有しないというパターンが存在しているらしい。いずれの場合も組合活動などをするし、共通技術などを切磋琢磨するという文化がある場合もある。
この前聞いた話では和歌山県海南市は日用品の産業集積でスポンジを作る企業が集まっているとのこと。スポンジは安いものを海外で作って輸入してそうなものだが、実やほとんど日本製。空気が多くて体積が大きいので物流コストがかかることが背景なのかなという議論はあったものの、ほんとのところはどうなんだろう?メイドインジャパンが生きる分野という意味では興味深い。ここに日本復活の鍵が隠されてるのかもしれない。深掘りしてみる価値はありそうだ。
最近企業誘致を積極的に行っている自治体も少なくない。企業が来れば法人税が期待できるし、雇用が増える、家族も一緒だと人が増える、住民税も増えるということで地域経済・行政には大きなメリットがある。いいことしかないのでこういう活動は実を結んでほしいものの、なかなか手を挙げられる企業が多くないのは残念なところ。この手の活動が実を結んで地域が活性化してほしいと切に願う。

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