2019年3月3日に篠山ABCマラソン完走。
速報のとおり3時間半を切るタイムでゴールできたので晴れてサブ3.5と言えるようになった。
レースについてもう少し詳細を残しておこうと思うので、レース当日を振り返る。
起床〜スタートまで
朝5時半起床。レース開始は10時50分と一般的なマラソン大会より少し遅めのスタート時間だったけど、今回の申し込みが臨時特急の乗車券とセットの申込みになっていたので臨時特急の時間に合わせた起床時間。臨時特急は新大阪から出ていて、大阪、尼崎からも乗車が可能で、自分は神戸方面からなので尼崎駅6時58分発に間に合うように自宅で準備。朝ごはんはマラソンの日はおもちと決めているので、前日買っておいたおもちを4切れ程を食べたて家を出た。
電車は篠山マラソンに出る人だけが乗っているので、全員走る格好をした人たちだった。とはいえ朝早いし景色は田んぼだらけでおもしろくないし、とりあえず寝たりAmazon プライムビデオを見たり。指定席なのでそんなにつかれることはなかった。
だいたい1時間くらいで到着することになっていて、気がついたら目的地に到着。電車を降りると人の流れに沿って歩いてバス停へ。シャトルバスに乗り込んで会場まで少し揺られた。バスはマラソンコースも一部走っていたので、途中に○○kmという表札が見えた。なんとなくな予習にもなったような、そうでもないような。空模様は割とどんよりしていた。
バスを降りると篠山市民センターという公共の施設。ちょっとした会議やコンサートなどをやるホールみたいなものがあるところで、着替えをするようになっていた。マラソン大会では必ずその大会の記念品のTシャツで走ることにしているので、先にスタート地点近くの会場に行ってTシャツを受け取って、その後市民センターに戻って着替えることにした。だいたい徒歩10分くらいの距離だったので、軽いウォームアップらしきものにはなったかもしれない。
スタート〜10km
事前に送られてきた大会概要のコースを見てシンプルな作戦を考えた。高低差はそんなにないけど、前半は平坦、20km〜30kmくらいまでは上り、最後の10kmは下り。なので30kmまでがんばって、後は下り道なのでなんとかなるんじゃないかという作戦。レースペースは4:50/kmくらいをコンスタントに。補給は10km毎にゼリーを飲む。以上。すごくシンプルだ。
ということでレーススタート。最初の1kmはほんと混み合ってて自分のペースでは全くなかったけど、飛ばしすぎ注意と思っていたのでちょうどよかった。1kmが終わって時計に表示されるラップタイム。5分半くらいのタイムが出ててちょっと抑えすぎたかなと思い、そこからややペースアップ。
次のラップは4分40秒くらい。このペースくらいがちょうど良さそうだし、当たり前やけど体はまったく疲れる気配がなかったのでそのペースで行ってみることにした。しばらく4:40前後のペースで走って、今日はなんかいけそうな気がすると感じた。
10kmが過ぎた頃、なんとなく脚が疲れそうだなという気がした。ここでペースを上げすぎると30km過ぎてつらくなるのであくまでペースは一定を心がけた。
20kmを過ぎた頃、ラップタイムが5分くらいのときが出てきた。特に失速は考えられなかったけど、変わらずペースは維持。痛みも特にどこにも感じなかった。これで半分。そして事前の調査ではやや上り坂に入るので、上り坂でスタミナを削られないようにということを気にしていた。実際のところは目に見えてしんどそうな勾配はなかったけど、坂道ということはスピードはやや落ちる可能性がある道なわけで、自分自身も坂道の影響でラップが5分/km前後になってしまっていた。
これはスタミナ不足なのかなんだかわからない状況だったものの、その後4分台と5分台を行ったり来たり。上り坂なのでここを我慢したらと思ったけど、実際のところは登ったり下ったりで地味にスタミナを削られる結果に。
30km付近の折返しではなかなかに疲れていて、折返しはまだかと思いながら走っていた。結構疲れが溜まってきていたようだ。
折返し以降は来た道だったのと予定通り下り坂中心だったので、そんままペースを落とさないことを目標に走り去った。今回はペースがそれほど落ちてない気がした。もっと飛ばすことは難しいけど、目標タイムは切れそうな予感。もし6分/kmくらいにペースが落ちたとしても、なんとかなりそうなタイムだった。
脚が疲れてるのはもちろんながら、右足の爪がなんかなってそうな気がしたけど、このまま走り続けないと後悔しそうだったのでがんばって歩かずに走り去った。
最後はぐるぐると回されて走らさせることなく、お堀が見えたら素直にゴールラインが見えたのでそのままゴールへ。
今回は、前半レースペースが少し早めだったので貯金を作っておいて、後半はややペースダウンしたものの概ね予定通り完走できた。
田園風景で景色が変わらないことはやや心の力を奪っていったけど、なんとか走りつづけることができた。後もう一つ、30km過ぎの下り坂は実際のところはアップダウンがあって下がる一方にはなっていなかったことは少し誤算だったので脚が疲れる結果になったのかも。
結果としては後半もそんなにペースを崩すことなく完走。
結果をみるとこんなペース。ハーフくらいまでは順調だったけど、上り坂の20〜30kmでややペースダウンして、そのまま5分ちょいのペースでゴール。すごくペースが落ちてるように見えるけど、概ね5分前後で、平均は4:55/km。
今回は作戦がちょうどよかったものの、アップダウンは誤算だった。でもビルドアップ走やLSDをやってたことで後半の失速は神戸のときよりも大分改善されたように思う。この調子でいけば来年はさらに自己ベストを更新できるかもしれない。という手応えを感じて、まずは一区切りを喜びたい。
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