シューズを変えたらストライドが伸びた件

シューズの選び方を見直した事は先の投稿の通り。で、自分の走り方だと何が良さそうか改めて考えた。

まず消去法で直近のレースで失敗した薄底は外すことにした。靴裏がツブツブになっててグリップ力やスピードを出せることをウリにしてるタイプがタイプのだ。誤解のないように補足すると、自分の走力やタイプに合ってないだけで、各メーカーのフラッグシップ的な優秀なシューズであることは間違いない。シューズチャートではそのゾーンに入っても良さそうと一旦は思ったものの、自分の脚力やスタイルがスピードタイプで後半のペースダウンが課題なので避けることにした。

だからといって思い靴はこれはこれで疲れる可能性がある。なので初心者で完走を目標にする方向けのクッション重視でやや重いものも選択肢から外すことにした。

となると残る選択肢として、厚底ブームの立役者であるナイキが入ってくる。知人のサブ3ランナーも良いと評価してたし、ペースが普通に速くなると言っていた。これは良さそうな気がする。

が、前回書いたように自分の足は3Eでやや幅広だ。一方のナイキはというと、広いものも用意はあるものの基本は細めのラインナップと言うことだ。爪をやられることに懲りてる者としては敬遠しておいた方が身のためになりそうな気がしたので、これも選択肢から外しておいた。

となると残るはサブ4向けと各メーカーが出している者がやはり自分には合いそうだ。結局原点に戻ってきたことになる。ちょうどMIZUNO WAVE AEROがモデルチェンジを控えているので、それがすごく気になった。しかしながら、シューズの違いを痛感した後なのと、次のレースは少し先なので、今回は別のメーカーを探してみることにした。

そして新しいシューズはアディダスのadizero Japan 4 wideにたどり着いた。特に目新しくもない話だと思う。むしろ古くてちょうど買い替えた時に新作の5が発売され始めていた。ではなぜ新作が出るタイミングで旧作なのか。それは単純に知らなかったから…。在庫が少なくておかしいなと思ったことは思った。そろそろ新しいのが出るのかなとも考えた。でも、大幅に値下げをしていてお買い得だった。これは今買わねばと思った。結果として在庫処分したい人たちの思惑に乗ってしまい、まんまと旧作をかわされたことになる。

でもそんなことはどうでも良いと今は思っている。なぜならこのadizeroが自分に割とあってそうで、買うきっかけを作ってくれたから。これでもしかしたら次のレースで自己ベストを狙うこともできるかもしれないと今は本気で思っている。

それはなぜか?実際履いてみて感じたのは、弾むように走れること。アディダスはブーストというクッション性と反発性の良い素材がソールに使われている。ソールは各社それぞれに独自技術を開発していて、ミズノはWAVE、アシックスはゲル、ナイキはカーボンプレートだったりする。それがアディダスはブーストだっただけのことではある。でもこれが自分の走り方にはぴったりだった可能性を今のところ感じている。

adizeroで走ったデータと過去に履いていたシューズで走ったデータと突き合わせてみたところ、同じくらいのペースで走っているとだいたい同じくらいのストライドになっていることが多いが、adizeroで走ったデータでは明らかにストライドが長くなっている。これはブーストで長く跳んでいるということだと今は解釈している。

これが良いことなのかどうかはもう少し検証が必要だが、仮にストライドが伸びて以前と同じピッチで走ることができたら、当然ペースも早く走ることが可能だ。逆にストライドが伸びるということは脚への負担が高まる可能性もあり、それがブーストでどう吸収してくれるのかを確認していきたいと考えている。

いずれにしてもシューズを変えることでストライドが変わるということは、これまでそんなに感じたことがなかったので、自分の走りとの相性は悪くないように感じている。しばらくこのシューズで走り方を色々試してみて、また何か気づきがあればフィードバックを記事にしたい。

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